ソフトB・大関 開幕1軍あるぞ!育成左腕またも好投、1回無失点2K

[ 2021年3月4日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク4―1中日 ( 2021年3月3日    ペイペイD )

8回、3番手で登板し3人で抑えた大関(撮影・中村 達也)
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 今の番付はふさわしくない。ソフトバンクの育成2年目左腕、大関友久投手(23)が3日、中日とのオープン戦で1回を2三振含む無失点で3人斬り。今年初の本拠地ペイペイドーム登板で猛アピールに成功した。これで実戦4試合で6回無失点。支配下登録を大きく引き寄せたばかりか、開幕1軍まで射程に入ってきた。

 またもや盤石の取り組み。座布団こそ舞わなかったがベンチ内は狂喜乱舞だ。大関が2点差の8回から小走りでマウンドへ。実戦4戦目で初の有観客、育成2年目でペイペイドームは“初土俵”だったが全く動じない。

 「今までにない緊張をしたが、いい意味で開き直れた。その日のいい球を思い切り投げるんですが、直球で押していけた。また新たな武器ができたかな」

 9番・桂には直球4球を徹底。144キロ直球で空振り三振とし1番・根尾にはスライダーと直球を織り交ぜて、最後は128キロ外角スライダーで連続の空振り三振。京田には、ど真ん中の直球で一邪飛に切った。

 2月のキャンプ中。19日の紅白戦でB組からA組へ“出稽古”に行き、2回1安打無失点。すると同23日西武戦で初の対外試合登板も2回1安打無失点。25日ロッテ戦も1回無安打無失点。確実に勝ち越している。

 そして、迎えた“3月場所”でもきっちりと完全投球。冷静にドームの土も味方にした。「筑後より固めで粘土質が強い。力が伝わりやすかった」と振り返った。

 念願の支配下登録に向けて工藤監督の評価も上昇カーブを描く。「評価していますよ。2回でも1回を投げても抑える。僕らの中で(開幕1軍に)モイネロ、嘉弥真は決まっているが、左でもう1人いてくれると。アピールは先に必ずつながる。強い気持ちでやれば必ず彼にとっても未来が開けてくる」と希望を託した。

 名前の番付は高いが、相撲はあまり知らない。「まだ大関じゃない。姓通りのレベルに早くなりたい。支配下になって小結くらいなので、結果を出し続けることしかできない」と謙虚だ。全く土俵際にはいない。大関は、堂々とマウンドの中心にいる。次の“番付編成会議”まで、ひたすら押し続ける。

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