現役ドラフト導入へ協議を再開 選手会・森忠仁事務局長「強い意識を持って臨みたい」

[ 2021年3月4日 12:33 ]

森忠仁事務局長
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 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が4日に行われ、出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指す「ブレークスルードラフト(現役ドラフト)」について、小委員会を設置し導入への協議を再開させることが決まった。

 選手会の森忠仁事務局長は「選手会としては今季中には実施させたい。強い意識を持って臨みたい」と話した。一方でNPB側からは「コロナの状況もあるので厳しい、という返答を受けた」という。

 ブレークスルードラフトは昨年1月に、20年シーズン中の導入を目指すことで労使が一致。その後、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が3カ月延期されたことなどを受け、協議が停止されていた。

 昨年時は各球団が指名対象となる選手をリスト提出する方式が挙がっていた。森事務局長は「実施寸前までいっていた。それをベースとしてスタートさせていくことになる」と見解を示した。

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2021年3月4日のニュース