【藤浪と一問一答】「藤浪が投げる日だから野球を見たいと言ってもらえるように」

[ 2021年2月3日 09:06 ]

ブルペンでの藤浪晋太郎    
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 ――キャンプは順調

 そうですね。ピッチングが良かった。充実した1日目、2日目だったと思う。

 ――どの辺りが
 やりたいことができている。昨日、出た課題を夕方修正してマウンドでしっかり表現できた。制球、球質ともに良かったと思う。
 ――ワインドアップについては
 まだまだ課題とか間合いとか考えないといけない。リズムやバランスは悪くない。もっと試行錯誤していい形にしていきたい。

 ――午後からもドームでもネットPをしていたが
 マウンドでできることとできないことがある。ブルペンではストライクとかコースとかになるので、そのへんを度外視してフォームに集中するための練習をしていた。

 ――今年にかける思い
 数字を残せてないので、数字で示せる年にしたい。そのためにもキャンプを結果、内容ともに充実したものにしたい。

 ――数字とは
 イニングですね。勝ち星や防御率もあるけど、まずイニングをしっかり投げたい。自分のストロングポイントは長いイニングを投げられるスタミナ。ローテに入って、規定回数に向けて増やしていかないと、いい数字はついてこない。長いイニングを投げて、2けたならチームにプラスになる。

 ――表情がいい
 迷いなくキャンプに入れて、進むべき方向も見えている。多少迷うことはあっても、やろうと決めたことを続けたい。

 ――ファンに
 いい姿を見せられるようにしたい。ローテに入って、藤浪が投げる日だから野球を見たいと言ってもらえるようにしたい。

 ――投球時に三塁方向へ視線を替えるメリットは
 自分としては若干頭とかを残すイメージ。後ろに引くより正対して残す方が、バランスを取る上で余計な動作が入りにくいと思った。体というか頭を残すのが今年の課題。斎藤和巳さんに限らず一流のエースのみなさんはそうやっているとオフに聞いたので。
 ――1年目の途中でワインドアップを辞めた理由は
 再現性が出にくい、クセが出やすいというので、そのへんを嫌って、1年目から避けたけど、そのときより変わりましたから。クセのない投手はいないけど、そのへんもある程度意識できるようにはなっています。

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2021年2月3日のニュース