阪神ドラ7高寺がフリー打撃で“プロ1号” 記念の瞬間なのに、なぜか見逃した!?

[ 2021年2月3日 05:30 ]

ゴムチューブを使って、トレーニングする阪神・高寺 (撮影・平嶋 理子)                                            
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 阪神唯一の高卒新人であるドラフト7位・高寺(上田西)は記念すべき「プロ1号」を見逃した。

 「(柵越えは)気づいてないですけど。(感触も)分からないですね(笑い)」

 フリー打撃でマシン相手の14スイング目。捉えた打球は快音を残してバックスクリーン右に飛び込んだ。キャンプ初日は106スイングで一本も柵越えはなく、通算120スイング目での「初アーチ」だった。安打性も1日の18本から、この日は102スイングで34本と増加した。

 「昨日に比べたら少しは良くなった。まだまだ打ち損じが多かったので、しっかり練習していきたい」

 可能性を秘めた18歳が安芸で日々、成長していく。(須田 麻祐子)

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2021年2月3日のニュース