巨人・菅野「感覚とかも聞きながら」 桑田新コーチから「カーブの極意」学ぶ

[ 2021年2月3日 05:30 ]

桑田投手チーフコーチ補佐(右)と話をする菅野(撮影・光山 貴大)
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 巨人・菅野智之投手(31)が2日、東京ドームの「S(スペシャル)班」キャンプで、桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)と意見交換を行った。右翼ポール付近で約3分間話し込み、チーム全体の情報を共有。「桑田さんが長い間チームとしてどういう風に見ているか。ピッチャーの練習を見ていてどう感じているか、というのを質問させてもらった」と振り返った。

 自身も進化を遂げるべく、今後はカーブの極意を聞く。今季こだわるのは、直球と縦の変化球だ。当面のブルペンでは直球とカーブを主に投げる考えで、「感覚とかも聞きながらしっかりつくっていきたい」と見据える。桑田コーチの代名詞であるカーブの要素を、自身の引き出しに加えるつもりだ。

 楽天に復帰した田中将については、東京五輪での共闘を心待ちにした。日米通算177勝の右腕が日本球界に復帰したことで、「一緒に戦えるということになれば、本当にこれ以上ない経験になる」と貪欲に吸収していく意欲を見せた。

 目指すはリーグ3連覇と、悲願の9年ぶり日本一奪還。通算173勝の桑田コーチとは、背番号「18」の先輩と後輩でもある。レジェンドとともに自身が投手陣を底上げし、エース道を極めていく。

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2021年2月3日のニュース