巨人・原監督 助っ人の来日「特例措置」訴え 緊急事態宣言延長受け「切実なる12球団の願い」

[ 2021年2月3日 05:30 ]

1軍の練習を見つめる原監督(右)(撮影・木村 揚輔)
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 緊急事態宣言が10都府県で3月7日まで1カ月延長されることを受け、巨人・原監督がアスリートの来日について「特例措置」を求めた。政府が外国人の新規入国を一時停止中で「野球界だけではない。五輪だってどうするのか。1カ月延びる中で“ああそうですか”と簡単には言えない」と語った。

 メジャー通算196発のスモークと同96発のテームズの新外国人ら4人の合流時期が不透明。3月26日の開幕に全選手がそろうことを望み「スポーツ庁長官の室伏さんらが一石を投じてくれるとありがたい」と話した。2週間の自主隔離期間に練習ができないことも懸念。「ルールの中で世の中に迷惑を掛けずに、措置を考えていただけると」と願った。

 この日は2軍に足を運び、昨季登板のなかった野上に「チャンスを与える」と約束。若手のフリー打撃も見守った。外国人も含めた全選手が一丸となることを求め「切実なる12球団の願い。ルールというものをね。本当に何とか考えてもらいたい」と訴えた。(神田 佑)

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