DeNA・浜口「監督に伝えました」 開幕投手志願!5年目で大役&2桁勝利へ決意

[ 2021年2月3日 05:30 ]

ブルペンで投球練習する浜口(撮影・島崎忠彦)
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 有言実行だ!DeNA・浜口が、チームで唯一キャンプ初日から2日連続のブルペン入り。三浦監督に自身初の開幕投手の座を志願していたことを明かした。

 「自分の意思はあいさつの段階で監督に伝えました。もちろんチャンス。そこはつかみたい」

 直球のみ、捕手を座らせて23球。背後で見守る指揮官の視線を感じながら腕を振った。「まずまずかなという感じ。ボールを低く集められるように段階を踏んでいけたらいい」と手応え。プロ5年目の魂は燃えている。

 新人年の17年は10勝も、18年以降3年間の白星は1桁止まり。昨季も6勝に終わった。もう一皮むけるため、3・26巨人戦の大役を目指す。「僕も投手陣では年齢が上の方なので」。自覚を持ち、1月中の自主トレ期間中に意思を伝えた。

 候補には昨季10勝でチーム勝ち頭の大貫、伸び盛りの平良も名を連ねる。この日キャンプ初ブルペンで35球を投じた平良は「いい球が投げられた」と納得顔。三浦監督に「(調子がもう)ピークか?」と聞かれたほどで「開幕投手はみんなで競いたい」とファイティングポーズを取った。

 この競争こそ、番長の狙いだ。「俺も現役時代はそうだった。直接監督に言ったりもした。どんどんやってもらいたい」とアピール合戦を歓迎した。

 浜口は「開幕投手を務め、一年間ローテーションを守る。それを何年も続けたい」。飛躍の年にすべく、決意を新たにした。その先に、「打倒巨人」をしっかりと見据えている。(大木 穂高)

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