超異例の漁港で入団交渉 日本ハムのドラ1、苫小牧駒大・伊藤が仮契約 父はタコ壺漁師

[ 2020年12月1日 17:22 ]

<日本ハム>苫小牧・苫小牧漁港で仮契約を終えホッキ貝を持ってポーズを取る伊藤大海投手(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムにドラフト1位指名された苫小牧駒大・伊藤大海投手(23)が1日、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。入団交渉を行った場所は、駒大苫小牧時代から大学まで過ごしてきた苫小牧市内の漁港。父親が北海道鹿部町のタコ壺漁師で「海の近くで育ち、苫小牧に来てからも何かあると海を見に来ていた」という。「緊張する日だが、いつもと同じでいられた」と言葉を続けた。

 漁船や大漁旗をバックに、苫小牧港が漁獲高19年連続日本一を誇るホッキ貝をボールに見立てて記念撮影。チームでは先発、大学日本代表ではクローザーを務めてきた最速156キロ右腕は「ファイターズの顔としてやっていける日々を歩んでいきたい。日本を代表する投手になっていきたい」と誓いを新たにした。

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