阪神ドラ6中野が仮契約「守備と足を生かして1軍に食い込んでいけたら」

[ 2020年12月1日 05:30 ]

<阪神仮契約>仮契約を済ませ色紙に「新人王」と記す三菱自動車岡崎・中野拓夢(球団提供)
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 阪神からドラフト6位指名された三菱自動車岡崎の中野拓夢内野手(24)が30日、名古屋市内のホテルで入団交渉し契約金3500万円、年俸800万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。守備が自慢の即戦力野手は、シーズン無失策と新人王の究極目標を宣言。長所を前面に出して存在感を示す。

 「自分の持ち味である守備と足を生かして1軍に食い込んでいけたらと思います」

 成功への「道筋」は明確に見えている。9月の都市対抗予選から失策0のままアマチュア生活を終えた男は「守備に関してミスなくやってこられたのは自信」と手応え十分。プロ1年目の目標も自然と定まった。

 「守備力が一番求められているところだと思うので。完璧にやっていくことが大事。そこ(無失策)を目標にやっていかないと意味がない。ゼロに近い数字に近づけられるようにやっていきたい」

 日大山形2年時に夏の甲子園大会出場を果たした。当時は1学年上の奥村(現ヤクルト)が遊撃を守り、自身は二塁手だったが「非常に守りやすい印象。広いグラウンドでもあるので、一歩目を大事に」とイメージはできている。現在は現役屈指の遊撃守備を誇る西武・源田の動画を見て研究する日々を送る。「(源田は)足を使った守備もそうですし非常に安定感がある。安定感のある守備を身に付けていければ」と進化に余念はない。

 「1年目から即戦力で活躍して新人王を取れるように頑張っていきたい。ショートで勝負したい気持ちがある」。チームは3年連続で12球団ワーストの失策数を記録。“守れるルーキー”が二遊間争いに、新たな刺激を与える。
(遠藤 礼)

 ◆中野 拓夢(なかの・たくむ)1996年6月28日生まれ、山形県天童市出身の24歳。小3から野球を始める。中学時代は山形シニアでプレー。日大山形では2年夏に甲子園出場。東北福祉大では1年春からベンチ入りし3年春は遊撃、4年春秋は二塁でベストナイン受賞。三菱自動車岡崎では1年目から正遊撃手。1メートル71、69キロ。右投げ左打ち。

 ○…新人王を獲得した野手で同年の失策が0だったのは74年藤波行雄(中)、98年小関竜也(西=4年目)の2人がいるが、ともに外野手。内野手の最少は84年小早川毅彦(広)と86年清原和博(西)の8失策。

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