日本時間3日から米FA市場本格稼働 沢村と同じ30代前半の救援投手多く実力者ひしめき合う

[ 2020年12月1日 05:30 ]

メジャー5球団以上がロッテ・沢村に興味を示している
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 このオフ、メジャーの救援投手のFA市場には実力者がひしめき合う。今季の最優秀救援投手に輝いた右腕ヘンドリックス(アスレチックスからFA)、今季両リーグ最多16セーブの左腕ハンド(インディアンスからFA)ら、沢村と同じ30代前半の投手が多い。

 沢村にはレンジャーズ、ブルージェイズ、ダイヤモンドバックス、パドレスなどが熱心に調査を進めており、5~10球団が興味を示しているもよう。メッツの他にはフィリーズ、ブレーブス、大谷のエンゼルス、前田のツインズも、救援投手を最大の補強ポイントとしている。

 2日(日本時間3日)に来季契約が提示されなかった「ノンテンダーFA」選手が公示され、そこから移籍市場が本格的に動きだす。沢村の売りは抑えや大舞台での経験。かつては佐々木主浩(元マリナーズ)ら、近年では平野ら、落ちる球を武器とする日本投手が移籍1年目から活躍した歴史も、交渉でプラスに働くとみられる。(MLB担当・奥田秀樹通信員)

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2020年12月1日のニュース