生涯日本ハム宣言! 杉谷「体力が続く限りやりたい」 新助っ人にラップバトル挑む!?

[ 2020年12月1日 05:30 ]

残留会見で自身が名付けたカンガルーパンチを披露する日本ハム・杉谷
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 今季海外FA権の資格取得条件を満たしていた日本ハム・杉谷拳士内野手(29)が30日、千葉県鎌ケ谷市内の球団事務所で残留会見を行った。権利を行使せず、生涯日本ハムを宣言。500万円増の年俸3500万円で1年契約を結んだムードメーカーは、キャラがかぶる新助っ人ロニー・ロドリゲス内野手(28、前ブルワーズ)に対抗心を燃やした。

 残留を決めた翌27日だった。球団が新助っ人としてロドリゲスを獲得したニュースが杉谷の耳に入った。しかも、内外野を守れて陽気な性格は自身のキャラと丸かぶり。オフにはラッパーとしての活動実績もある。自身の立場が危うくなりかねないライバルの出現に闘志に火がついた。

 自身はラップ未経験ながら、今オフの目標にラップ習得を宣言した。「本物のラッパーが来る。これは負けていられない。最初のあいさつで“HEY YO”から始まって、日本のとんでもない球団に来たなと思ってもらえばこっちの勝ち」。初対面でラップバトルを仕掛ける考えだ。

 12年目の今季は自己最多88試合に出場。来季は本業の野球でもレベルアップを誓う。例年はオーストラリアで自主トレを行ってきたが、今オフはコロナ禍のため自主トレ先を国内の離島に変更。「今年は離島で杉谷拳士野生化計画シーズン3」と命名した。今季開幕直後は5大秘技の一つ「カンガルーパンチ」がさえて打撃好調も、中盤以降は失速して打率・221。「野球は真剣に取り組んでいきたい」と力を込めた。

 今後について「ファイターズのユニホームを着て体力が続く限りやらせていただきたい」と生涯日本ハムを宣言した。来季に向けても日本ハム製品「シャウエッセン」にちなみ「パリッとしたプレーでジュワッとした中身の濃いシーズンにしたい」とどや顔を見せた。約20分の爆笑会見。報道陣から笑いを取りまくり、満足げに帰途に就いた。(東尾 洋樹)

 【杉谷に聞く】

 ――残留の理由は。

 「吉村GMから“日本ハムグループが総力を挙げて杉谷拳士を引き留めにかかっている”と聞き、感無量です。(小声で)そんな話、本当はなかったんですけどね」

 ――会見前に同僚から何か言われたか。

 「朝、練習していたら有原投手から“テレビ(番組出演)に向けての調整やめてください”と言われた。なぜか分からないが、みんな僕が(FA宣言して)どこかに行くものだと思って、後輩たちも顔を合わせるたびに“ありがとうございました”と。何の話かとパニックになった」

 ――昨オフはオーストラリアで野生化を目指していたが。

 「オーストラリアで5大秘技を極めて帰ってきたつもりだったが、(コロナ禍で開幕が遅れ)カンガルーパンチの調整不足は否めなかった。シャークスライディングもヘッドスライディングしたかと思いきや、膝から滑って血だらけで、まさにシャークスライディングだった。一番できたのはベンチの中で若い子たちを温かく見守るコアラワークかな。今オフは特にカンガルーパンチを極めたい」

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