阪神・秋山 遥人離脱も開幕ローテ任せろ!「奪うくらいの気持ちでいきます」

[ 2020年5月31日 05:30 ]

甲子園のマウンドで投球練習をする秋山(球団提供)
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 阪神の秋山拓巳投手(29)が30日、甲子園での集合練習後にオンライン取材に応じ、開幕絶望となった高橋の離脱で手薄となったローテーションの柱となって、フル回転する決意を示した。また、17年に7、8月で6勝(0敗)を挙げた「夏男」は6月開幕を歓迎。強い責任感と熱い追い風でシーズンを戦い抜くつもりだ。

 争いのただ中でも、秋山の見据える場所はもっと上にある。チームへの献身に飢えた右腕は力強く言った。

 「遥人に関しては軸で期待されてたと思うんですけど、いないっていう現状なんで、そこを奪うぐらいの気持ちではいます」

 17年に12勝を挙げた男は常々「普通にやればローテーションは入れる」と揺るがぬ自信を口にしてきた。今春の実戦では6試合またいで計20イニング連続無失点をマーク。着実にアピールする中、闘志をたぎらせたのが高橋の離脱だ。矢野監督の期待も大きい左腕がコンディション不良で開幕絶望。チームに大きな痛手でも、逆襲を期す29歳にとっては、枠が1つ空いた意味合い以上の発奮材料になる。 

 「遥人もいない状況ですし、カードの頭を投げたいなって気持ちは持っています」

 カード初戦での登板に強い存在意義を見出し、エース・西に続く柱として投手陣を支える心意気でいる。
 「(カード初戦は)僕だけの試合じゃない。次も続くので、うまく利用してもらえる投球ができたら。カード頭を投げられることにやりがいを感じるので投げられるように。まずは与えてもらった場所で頑張りたい」

 夏を前にした開幕が“熱い”追い風となりそうだ。17年には7、8月で6勝(無敗)を荒稼ぎ。「(6月開幕で)暑いのは嫌いじゃない。むしろ歓迎なんですけど3月からやってない分、違った疲れも出てくるしいろいろ気を引き締めながらやっていかないといけない」と気合を入れた。
 31日には3月21日のヤクルト戦以来の実戦となる紅白戦に登板予定だ。「しっかり配球、意図した球を投げられるように、結果を早く求めすぎず、やれば結果は付いてくる」とテーマを確認。そして、湧き出る責任感で締めくくった。「今年は連戦が続く形になるので、リリーフの負担を減らすにはフル回転したいなと思います」。チームのために流す汗が原動力になる。(遠藤 礼)

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