国内一番乗り!北海道独立L開幕 富良野白星発進、伊藤が3安打3打点

[ 2020年5月31日 05:30 ]

<美唄・富良野>8回2死満塁、走者一掃の適時三塁打を放った伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 北海道内で初の独立リーグで今季誕生した北海道ベースボールリーグが30日、新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されているプロ野球などよりも一足早く開幕した。美唄市営球場で無観客で行われた開幕戦は、富良野が9―4で美唄に勝った。

 3安打3打点でインタビューを受けた伊藤は開口一番「最高です!」と絶叫した。手にしていたバットは弟でドラフト6位で巨人に入団した海斗から譲り受けた巨人・炭谷のもの。リーグからの給料はなく、午前中に地元のスーパーで働いた給料が頼りだ。夢を追い求めて全国を転々としてきたが、より野球に打ち込める環境を求め北海道にやってきた。

 育成を重視したユニークなリーグだ。自分で考える力を養うためあえて監督を置かず、個人の実績をつくるため4カ月で68試合をこなす。17歳から28歳までの33人が他の独立リーグやNPBを目指して参加している。

 ベンチ内でのマスク着用など7つの習慣を義務付け、当初より4週間遅れで開幕。コロナ禍を乗り越えた若い選手たちが、北の大地で夢に向けて走りだした。(石川 加奈子)

 ▽北海道ベースボールリーグ(HBL) 19年に設立が発表された北海道初のプロ野球リーグ。代表は出合祐太氏で「美唄ブラックダイヤモンズ」(美唄市)、レラハンクス富良野BC(富良野市)の2球団が加盟。今季は9月18日までに68試合を予定。来季「石狩レッドフェニックス」(石狩市)が参加するなど将来的には8球団での活動を見据える。

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