西武・内海 完全復活への1回完全!161日ぶり実戦登板、無観客でも「むちゃくちゃ緊張」

[ 2020年3月20日 05:30 ]

イースタン・リーグ練習試合   西武0-2DeNA ( 2020年3月19日    横須賀 )

<イースタン練習試合 DeNA・西武>6回、1イニングを三者凡退に仕留めた内海(撮影・会津 智海)
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 帰れた。やっとマウンドに戻れた。西武のベテラン左腕・内海がDeNAとの2軍練習試合に登板。昨年10月10日のフェニックス・リーグ広島戦以来、161日ぶりの実戦マウンドで、“復活”へ確かな一歩をしるした。

 「むちゃくちゃ緊張しましたね、無観客でも。全ての球種で去年にはなかった腕の振りというか、気持ちよく腕を振れました」
 6回だ。帽子を取って一礼して上がったマウンド。2軍ながら中軸を3者凡退に斬った。伊藤裕を139キロ直球で二直に抑え、細川は131キロチェンジアップで二ゴロ。最後は蝦名をこの日最速の141キロ直球で投ゴロだ。2球投じた得意のスライダーも絶妙なコースに制球。「(左腕は)もう全然痛くない」。納得の11球だった。

 昨年、開幕前に痛めた左腕。思うように回復せず、巨人から移籍して決意を胸に臨んだ1年目は1軍登板のないまま、昨年10月末に左前腕筋腱の修復手術を受けた。そこから地道なリハビリ。「長かったけど一つずつ順調に階段を上れた」。やっとたどり着いた実戦だから、一塁ベンチで大声で迎えるナインに手を振って応えた。

 ただ、完全復活はまだ先だ。内海も分かっている。「今は1軍なんておこがましい。先発で長いイニングを投げられるようにして(1軍から)呼んでいただけるようにしたい」。杉山2軍投手コーチも次回登板を設定せずに、今後について「焦らず、我慢してもらう。(開幕の延期で)後ろが長い。万全にして(1軍復帰は)夏以降でもいい」と言った。

 プロ17年目、37歳の左腕。この日の11球は確かに1軍マウンドにつながっている。(秋村 誠人)

 ▼西武・辻監督(1軍復帰は)実績よりも単純に戦力として考えた時にどう(いう状態)か。まだ2軍でイニングを増やしていってもらいたい。

 ▼西武・西口投手コーチ やっと一歩踏み出してくれたね。本人もホッとしていると思う。もう少し長いイニングを投げていって、どうなるかだね。

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