広島“先発サバイバル”突入!佐々岡監督明かした、候補者全員1軍登板で決着へ

[ 2020年3月20日 05:30 ]

由宇練習場での2軍戦を視察した佐々岡監督
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 広島・佐々岡真司監督(52)が先発候補を全員昇格をさせて、開幕ローテーション入りを懸けた“ラストサバイバル”の実施を明かした。19日は由宇練習場で中日との2軍練習試合を視察し、4回無失点だった九里亜蓮投手(28)の昇格を決め、4回1失点の遠藤淳志投手(20)も候補に残した。先発入りが内定している大瀬良、K・ジョンソン、森下を除く残り3枠の争いは最終局面に入った。

 指揮官の行き先が、解決の見えない懸念事項を示していた。佐々岡監督は、マツダスタジアムでの全体練習ではなく、由宇練習場に向かった。目的は先発候補の見極めだ。2軍調整中の九里は先発して4回3安打無失点の好投。「直球、変化球にしろ攻める気持ちを感じた。2軍でやったことをプラスにすればいい」と再昇格を告げた。

 6回から登板した遠藤は4回4安打1失点の粘りで生き残った。「遠藤には相当プレッシャーをかけた中での登板だった。九里も重圧があったと思う」。試合前に結果次第で先発争いからの脱落も示唆していた中、春季キャンプ以来、開幕ローテーション候補全員が1軍に再集結する“ラストサバイバル”の舞台を整えた。

 九里は背水の登板だった。5日の教育リーグ・ソフトバンク戦で7四球を与える乱調で3回1/33失点に沈み、一度は脱落した。「ふがいなくて、すごく悔しかった」。今回が降格後2度目の登板。3回に郡司、石橋を内角のツーシームで空振り三振にするなど無四球と修正し、「映像を見返すと、体が横振りになっていた。良くなってきている。継続しないと意味がない」と手応えを口にした。

 遠藤は登板した6回に石橋、高松をチェンジアップで連続の空振り三振に仕留め、7回に適時打を含む3安打を浴びながら最少失点にとどめた。「亜蓮さんがいい結果を残したので、負けられない…と続こうと思った」。前回11日のDeNA戦に3回5失点で落とした評価を取り戻した。

 佐々岡監督は先発候補を「7人」と改めて明言した。先発入りが内定しているのは、大瀬良、K・ジョンソン、森下の3人のみ。床田、薮田を含めた4人で残り3枠を争うこととなる。「まだ時間はあるし、いまから考え直す部分もある。競争が個々のレベルアップにもなる。開幕まで時間があるので、まだまだ競争意識を持ってやってもらいたい」。九里の降格など活性化させてきた開幕ローテーション争いは、候補者全員に与えられる1軍登板で決着を迎える。(河合 洋介)

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