山本昌氏 阪神投手陣に“2つの金言”「スイッチを切る」「突貫工事」

[ 2020年3月20日 05:30 ]

<阪神練習>甲子園球場を訪れ矢野監督(左)と話す山本昌氏(撮影・大森 寛明)
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 開幕日未定での調整を余儀なくされている阪神投手陣に「マサの金言」が授けられた。昨秋と今春のキャンプで臨時コーチを務めた元中日・山本昌氏(54)が19日、関西テレビ「こやぶるSPORTS」(21日午後5時放送)の収録で甲子園球場を訪問。矢野監督と談笑し、“門下生”には助言を送った。

 「1回、ピークまで持っていっている。それが落ちない程度に、気持ち的には、もし私だったら一度少し切って。(直前に)もう一回グッと入れてもいいと思う。調子の悪い人は切れないけど。この期間を有効に使いたいと思うでしょうね」

 臨時コーチの契約終了後も「タイガースは必ず動画が上がっているので、投手のことは全員分チェックしています」と話す。まずは西勇ら軸となる投手に1度スイッチを切ることを勧めた。一方、調子が上がらない投手には、自身の経験をもとに「突貫工事のススメ」を展開した。

 「僕はだいたいオープン戦は調子悪かったんで、この時期は突貫工事をしている最中。この突貫工事がスゴく効くんですよ。だから、調子悪い投手は自分なりに突貫工事して開幕。調子の良い投手は保つということでいいんじゃないかと」

 現役時代を振り返れば、タイトルを獲得した93、94、97年はオープン戦の成績はいまひとつ。開幕直前に微修正を加え、大活躍した経験は豊富だ。例えば、変化球の握り方を少し変えてみる。踏み込む足の幅をやや広げる。肘を少し下げる。ひたすらダッシュする――。方法は人それぞれで、この時期だからこそ劇的な効果も期待できる。誰よりも長く現役で投げた左腕の言葉は説得力十分だった。(山添 晴治)

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