阪神ドラ1西純 プロ相手の初実戦で1回零封149キロ「思ったように投げられた」

[ 2020年3月20日 05:30 ]

<阪神2軍 オ・神>8回の1イニングを3者凡退に抑える西純(撮影・平嶋 理子)
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 阪神のドラフト1位・西純矢投手(18=創志学園)が19日、プロの打者と初対戦して大器の片りんを示した。2度目の実戦としてオリックスとの2軍練習試合に8回から登板。最速149キロを計測して1回打者3人を完璧に抑えた。

 西純は初めてプロの打者と向き合っても、緊張感など一切見せなかった。最初に迎えたのは4年目21歳の根本。初球は内角高めで空振りを奪い、ファウルさせた2球目の外角高めが最速149キロを計測した。最後はストライクゾーンからボールゾーンへ鋭く落ちたフォークで空振り三振に仕留め、思わず“西スマイル”がこぼれた。

 「スゴく手応えも良くて指にかかっていた。今日は(変化球で)三振が取れたので良かった。だいぶ実戦にも慣れてきた。真っすぐでもファウルを取れていたし、自分が思ったように投げられた」

 育成4年目の21歳岡崎に対しては3―1とカウントを悪くしながらも、真ん中低めスライダーで中飛。8年目29歳で通算16本塁打の白崎も外角スライダーで体勢を崩させ、力ない三ゴロに退けた。

 全9球と少ない球数の中にも直球でカウントを組み立て、変化球で打ち取るという大きな収穫を持ち帰り、視察に訪れていた矢野監督からも「落ち着いて投げられていたし、これぐらい投げられれば十分」と及第点をもらった。

 初実戦だった13日の関西国際大とのプロアマ交流戦では1回1失点。初球から9球連続で直球を投げるなど球威で押した一方、直球を狙われて失点した。反省も生かし、「今回は落ち着いて投げられた。変化球も良かった」と修正できたことに一定の手応えを感じていた。

 2度の実戦はいずれも救援で1回ずつを消化。次回25日のソフトバンクとの2軍練習試合(鳴尾浜)では2回へ延ばし、また一つ段階を上がる見通し。将来の猛虎エースとして“先発完投型”の英才教育をもくろむ平田2軍監督は「早く先発でも見たいよ」と心待ちにした。 (長谷川 凡記)

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