阪神 超異例ファンサービス!選手が動画メッセージで“お祝いしまっせ”

[ 2020年3月20日 05:30 ]

阪神・大山(撮影・大森 寛明)
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 大切な記念日をお祝いします!阪神は4、5月に入学、入園や慶事など門出の行事を予定するファンへ選手が動画メッセージを送って祝福、応援する新企画の実施を19日に発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くのイベントが中止や規模縮小になる中、矢野燿大監督(51)が陣頭指揮。沈みがちな社会に猛虎一丸で希望を届けることを決めた。

 本来なら19日は選抜大会の開幕日。20日はプロ野球も開幕を迎えるはずだった。国内外で多数のイベントが新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされ、例年のように胸躍る春ではない。そんな重たい空気を吹き飛ばすような超異例のファンサービスが球団から発表された。題して「大切な記念日を選手がお祝い・応援します!」。矢野監督がチームを代表して趣旨を説明した。

 「新型コロナウイルスの影響でいろいろなところが大変な状況になっていますが、今回、この春迎える皆さんのイベント事に僕たちから何かメッセージを送ることができたらと思っています」  休校措置によって小中高校では卒業式など一生に一度しかない記念日が中止に追い込まれる事例が多く見られた。4月になれば、入学式や入園式など同じように大切な行事が控える。対象は子供たちだけに限らない。結婚式や米寿…。老若男女を問わず、10人程度の当選者を想定し、虎戦士が動画メッセージを寄せてさまざまな慶事に花を添える試みだ。

 「例えば、誕生日会とか結婚式とか入学式とか、今いろんなことが自粛でできない状況になっている。その中で俺らのメッセージで喜んでくれるっていうことがあればね」

 みんなで考えた企画だった。12日の練習前に緊急の全体ミーティングを開いて選手からファンサービスのアイデアを募集。矢野監督が「今、できることは何か?」と陣頭指揮を執った。「全部、アイデアから出てるものしかやってない」。既にSNSを駆使した企画を開始し、選手たちの素顔や練習の裏側などの紹介に取り組んできた。

 「全員には応えられないとは思うけどね。喜んでもらえたりする時間になってもらえれば、うれしい。少しでも皆さんに喜んでもらえるようにチームとしてやっていきたい」

 プロ野球界にとって当面の慶事は「開幕」だ。早くても4月10日以降で、23日に第4回「新型コロナウイルス対策連絡会議」と12球団代表者会議で新たな開幕日が協議される。球春到来をファンと一緒に待つ。 (山本 浩之)

 ◆応募方法 阪神タイガース公式サイト内の「応募フォーム」を使って氏名や連絡先、イベント内容、応募に至った思いなどを記入して申し込み。締め切りは3月31日午後11時59分。当選者には4月2日までに「mbinfo@hanshintigers.jp」からメールで通知(必要なら受信設定)。受付確認や当落選に関する問い合わせは不可。

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