ヤンキースがスイープでリーグ優勝決定シリーズ進出 ツインズはプレーオフで16連敗

[ 2019年10月8日 13:44 ]

2回に先制ソロを放ったヤンキースのトーレス(AP)
Photo By AP

 ヤンキースとツインズが対戦しているア・リーグの地区シリーズの第3戦が7日にミネアポリス(ミネソタ州)で行われ、東地区1位のヤンキースが中地区1位で地元のツインズを5―1で撃破。3戦全勝のスイープで2年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

 ヤンキースはポストシーズンではツインズに対し通算13連勝で、スイープ突破はチーム史上通算14回目。第3戦では2回に今季38本塁打を放っているグレイバー・トーレス(22)のソロで先制し、3―1で迎えた9回にはキャメロン・メイビン(32)の一発などで2点を追加してツインズを突き放した。

 ツインズは2004年の地区シリーズ(対ヤンキース)の初戦に勝って以来、ポストシーズンではメジャー史上ワーストの通算16連敗。昨季ヤンキースが樹立した年間本塁打記録(267)を今季更新(307=ヤンキースも306本で更新)したが、プレーオフでの直接対決では1勝もできなかった。北米4大スポーツのプレーオフでの最長連敗は北米プロアイスホッケー・リーグ(NHL)のブラックホークスが1975年から79年にかけて喫した16連敗。ツインズはこの記録に並ぶ不名誉な幕切れとなった。

続きを表示

2019年10月8日のニュース