ロッテ 井口監督“先輩”金田氏へ 46年ぶりV誓う

[ 2019年10月8日 05:30 ]

ロッテナインは秋季練習開始前、ビジョンの胴上げされる金田氏の写真に向かって黙とうをささげた    
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 ロッテは2期8年にわたり監督を務めた金田氏を悼み、ZOZOマリンでの秋季練習で井口監督らが1分間の黙とう。左腕に喪章をつけ、半旗をかかげて練習した。指揮官は「マリンに来られた時は(練習中)外野まで行かれ“ピッチャーもっと走れ!”と言われるパワフルな方」と思い出を語り「74年にリーグ優勝された監督。来年、その遺志を継いで優勝したい」と46年ぶりの勝率1位での優勝で供養することを誓った。

 ロッテの重光昭夫前オーナー代行(64)が金田氏の自宅を弔問に訪れた。亡骸(なきがら)と対面した重光氏は「監督をお辞めになった以降も家族ぐるみの付き合いをさせていただきました。本当に残念。安らかなお顔でした」と別れをしのんだ。

 また金田氏の長男で俳優の賢一(58)は「お別れの会」を「お世話になった野球界のシーズンオフに開きたい」と話すと「父との思い出を皆さん(新聞、テレビ)が思い出させてくれてうれしい。1面なんて久しぶりです」と声を詰まらせた。

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