ナショナルズがドジャースを撃破して2勝2敗 シャーザー好投

[ 2019年10月8日 11:29 ]

7回を1失点に切り抜けたナショナルズの先発シャーザー(AP)
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 ナショナルズとドジャースが対戦しているナ・リーグの地区シリーズの第4戦が7日にワシントンDCで行われ、ワイルドカードから勝ち上がってきた東地区2位のナショナルズが、西地区1位で今季106勝を挙げているドジャースを6―1で下して2勝2敗。ブレーブス対カージナルス戦同様、勝負は9日にロサンゼルスで行われる最終第5戦にもつれ込んだ。

 ナショナルズは先発のマックス・シャーザー(35)が7回まで109球を投げて4安打、1失点と好投。1―1で迎えた5回には、今季の打点王、アンソニー・レンドーン(29)のタイムリーと、ライアン・ジマーマン(35)の3ランで4点を入れて試合をひっくり返した。

 ナショナルズは2005年の球団創設以来、ポストシーズンでのシリーズでは過去4回、すべて敗退。しかし今季は悲願のシリーズ制覇まであと1勝と迫った。

 ドジャースは初回にジャスティン・ターナー(34)がこのシリーズ2本目の本塁打を放ったが、得点は1点のみ。2番手で登板した前田健太(31)は1回1/3を1安打、2奪三振で無失点に切り抜けたが、自慢の打線が5安打に抑えられて、リーグ優勝決定シリーズへの4年連続進出はおあずけとなった。

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