日本ハム 大田 「8割打法」で3戦連発の2打席連続弾「いい方向に向いている」

[ 2019年3月11日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム5―オリックス ( 2019年3月10日    京セラD )

3回無死、右中間へソロを放った大田(左)はベンチの出迎えにポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 日本ハムの大田泰示外野手(28)が10日、オリックスとのオープン戦に「3番・右翼」で先発出場。3戦連発となる2打席連続本塁打を放ち、4本塁打は12球団トップとなった。今季から8割の力で芯に当てることだけを意識する「8割打法」を取り入れ、オープン戦は打率・556。17年の自己最多15本塁打から倍増となる目標の30本塁打へ、手応えをつかんでいる。

 右へ、左へ。大田が止まらない。ゆったりとした脱力フォームから次々と鮮やかな放物線を描いた。「8割くらいのスイングで、バットの芯に当てるイメージでできている。オフからやっていることがいい方向に向いている」。全力で振らなくても芯に当たれば飛ぶ。その自信を深めた2打席連発となった。

 1本目は読み勝ちだ。151キロ右腕・榊原との対戦。初球カーブがボールになると「直球に自信がある投手」と外角直球を狙い、右中間へ運んだ。2本目は粘り勝ち。カウント1―2から横手投げ右腕・荒西の外角スライダーをバットの先でファウルとすると、2―2から甘く入ったスライダーを左中間5階席までかっ飛ばした。

 ここ3戦で4発。前日から2四球を挟んで、3打数連続アーチという爆発ぶりだ。打席でのアプローチを変えた。「(ストライクゾーンの)四隅に決まったら打てない。粘っていく中で投げミスもある。厳しいところを打つんじゃなくて、自分が打てるところを打つ」。それを体現した。

 17年の15本塁打が自己最多だが、今季は30本塁打を目標に掲げる。去年はミスショットも多かった。「遠くに飛ばそうとすると力みが入る。“来た、打てる”と思うより、“バットの芯に当てる”という気持ちの持ちよう」。シンプルな思考が好結果を支える。

 昨季まで正三塁手だったレアードのロッテ移籍に伴い、今季から外野に加え、三塁守備にも挑戦中。「足を使うし、腰も低くする。それは絶対に(打撃に)つながっている」。大砲候補の清宮が右有鉤(ゆうこう)骨骨折で離脱。そんなチームの危機感を振り払った。東海大相模時代に通算65本塁打を放った大田が、スラッガーとしての才能を開花させている。 (東尾 洋樹)

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