侍J 最大の収穫は吉田正 若侍の躍動で選択肢は増えた

[ 2019年3月11日 08:42 ]

侍ジャパンシリーズ第2戦   日本6―0メキシコ ( 2019年3月10日    京セラD )

1回無死満塁、吉田正は先制の満塁弾を放ち、近藤(右)、上林(左)に迎えられ笑顔(撮影・井垣 忠夫)
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 【総括】最大の収穫は言うまでもなく吉田正。外野の本来の主力、筒香と秋山の2人は、このオフに大リーグに移籍する可能性がある。そうなれば東京五輪出場は絶望的。稲葉監督もそのリスクは承知しており、強化試合のテーマとした「底上げ」は吉田正の台頭で進んだ。

 投手陣は(1)左の先発投手(2)第2先発(3)守護神・山崎に続くもう一人の抑え――、が課題だった。(1)は第1戦先発今永が初回3者連続三振含む2回無失点と復調を大きくアピールした。(2)は先発が崩れた時に2番手で長いイニングを託す存在で、首脳陣が「中継ぎ適性もある」と見込む山岡、山本、田口がそろって無失点。(3)も森が3者凡退で無難に締め、名乗りを上げた。

 春先に行うWBCと違い、五輪は夏開催。シーズン中に好調な選手を選べる。選択肢を増やすことが重要で、切れるカードは確実に広がった。長年の課題である動くボール対策は、選手個々で対応に差が出始めている。特効薬はなく、プレミア12やその直前の国際大会など、実戦を重ねていくしかない。(侍ジャパン担当キャップ・後藤 茂樹)

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