つば九郎 被災地への言葉は今年も同じ「きょねんより、えみふるふえましたか?」

[ 2019年3月11日 15:42 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
Photo By スポニチ

 ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が11日、「3・11」とのタイトルで自身のブログを更新。発生から8年を迎えた東日本大震災の被災地へ「とうほくのみなさん、きょねんより、えみふるふえましたか?」と恒例のメッセージを送った。

 「だいしんさいから8ねんがたちました。こんかいもききます。とうほくのみなさん、きょねんより、えみふるふえましたか?」とこれまでと同様に被災者に本当の笑顔が戻ったかどうかを問いかけた、つば九郎。「そしてぜんこくのみなさん、わすれてはいけないことを、わすれていませんか?」と例年通り言葉をつないだ。

 「8ねんのつきひで、ふっこうをとげたところもあれば、じかんがそのままとまってるところもある。きれいにはなったけど、はってんしないところ、そこにはもうもどらないひと、もどれないひともいる。いまだゆくえふめいのかたもいる。。。あのさいがいの、おおきさを、あらためてかんじます。どんなことでもいい、やれることをやっていこう。はたして、つばくろうはできているのか、むりょくさもかんじる。でも、わすれちゃいけないんだ。やれることは、やりつづけるんだ」

 今年もそう思いをつづった、つば九郎。「まけるもんかにっぽん。がんばっぺとうほく。みんなえみふる」というメッセージに続いては「くにのえらいひと〜ほんとうのこえをきいていますか?みみをすまさなくても、そこにいけば、きこえますよ。えらいひとにしかできないこと、やってください。おねがいします〜ぺこり」と“くにのえらいひと”への言葉も忘れなかった。

 つば九郎は東日本大震災発生の1年後から毎年「3・11」とのタイトルでブログを更新。「みんなに、えがおがもどるまで、あのしんさいを、わすれては、いけない」(12年)、「まだまだ、ちからぶそくですが、みんながえみふるになることを、まいにちおもってます」(13年)、「あれから3ねん。とうほくのみなさん、えがおはふえましたか〜?」(14年)、「あのしんさいから、4ねんたつ。とうほくのみなさん、えがおは、ふえましたか?」(15年)、「ほんとうに、ひさいちのみんなに、えみふるはもどっているのかなぁ〜っと」(16年)、「だいしんさいから、6ねんがたちました。まいとし、ききます。とうほくのみなさん、きょねんよりえみふるはふえましたか?」(17年)、「だいしんさいから、7ねんがたちました。こんかいもききます。とうほくのみなさん、きょねんより、えみふるがふえましたか?」(18年)とメッセージを送っている。

続きを表示

2019年3月11日のニュース