34年ぶり日本一へ…広島が快勝 32年ぶりドロー開幕から初勝利 ジョンソン快投 誠也3打点

[ 2018年10月28日 21:30 ]

SMBC日本シリーズ第2戦   広島5―1ソフトバンク ( 2018年10月28日    マツダ )

<日本シリーズ 広・ソ>勝利のヒップアタックをする(左から)野間、鈴木、丸(撮影・篠原岳夫)
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 プロ野球の日本一を決めるSMBC日本シリーズ(7試合制)は28日、マツダスタジアムで第2戦が行われ、球団史上初のセ・リーグ3連覇を果たし34年ぶり日本一を目指す広島がソフトバンクに5―1で勝って初勝利。32年ぶりのドロー開幕となった今シリーズの通算成績を1勝1分けとした。先発左腕・ジョンソンが7回1失点と力投。4番・鈴木が先制打を含む適時打2本で3打点を挙げるなど、2年連続日本一を狙う相手を投打で圧倒した。

 広島は初回、2死三塁から鈴木の遊撃への内野安打で先制し、3回には安打と敵失で築いた無死二、三塁から丸の犠飛と松山の左前適時打で2点を追加。5回には1死二、三塁から鈴木の中前2点適時打でリードを5点に広げた。

 投げては先発マウンドに上がったシーズン11勝のジョンソンが3回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せ、7回で103球を投げ、4安打7奪三振1失点の力投。フランスア、中崎とリリーフ陣も踏ん張り、勝利をものにした。

 パ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がってきた昨年の日本一・ソフトバンクは初戦から打線を大幅に組み替え、左太腿裏を痛めて9月から戦列を離れていた今宮が「2番・遊撃」で先発復帰。本来DHのデスパイネが「5番・左翼」で守備につくなど変化を持たせたが、そのデスパイネが初回に拙守を見せて先制点を奪われるきっかけを作るなど、不発に終わった。

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