誠也 つなぐ2安打 7投手見られたのが「収穫」

[ 2018年10月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   広島2―2ソフトバンク ( 2018年10月27日    マツダ )

<広・ソ>初回1死一塁、鈴木は千賀から右前打を放つ(撮影・椎名 航)
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 責任を背負い、明日の勝利を誓った。広島・鈴木は「4番が打たないと、点に結びつかない。僕がしっかりすれば、いい結果が付いてくる」と引き分けの事実を受け入れ、視線を第2戦へと切り替えた。

 1―0の初回1死一塁、右前打で好機を広げ、次打者・松山の右前適時打をお膳立て。延長11回は先頭打者として中前打で出塁した。得点圏に走者を置いた場面での打席はなかったが「つなぐ気持ちで打席に入れた」と振り返る。相手の7投手の継投にかわされた形となったが「普段は対戦することがない。今日、ほとんどの投手を見られたことは収穫」と前向きに語った。

 2年前の日本シリーズでは18打数4安打2打点と不振に苦しんだが、同じ轍は踏まない。たくましさを増した主砲がチームを日本一へと導く。(桜井 克也)

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2018年10月28日のニュース