広島・松山 天国と地獄…適時打も5回に悪夢の失策 ミス取り返せず

[ 2018年10月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   広島2―2ソフトバンク ( 2018年10月27日    マツダ )

<広・ソ>5回2死二、三塁、デスパイネ(右)の二塁内野安打で一塁への送球を後逸する松山(撮影・中村 達也)
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 広島・松山は天国から地獄へと突き落とされた。菊池のソロで先制した初回、なお1死一、二塁から千賀の初球フォークを右前へ適時打。「前のポイントでうまく対応することができた」とまずは期待に応えた。

 悪夢が訪れたのは5回の守備だ。2死二、三塁から代打・デスパイネの中堅方向へのゴロを菊池が好捕して、素早く一塁へ送球。2バウンドした送球を松山が後逸して二塁走者も生還する痛恨の失策となった。

 玉木守備走塁コーチは「本当ならヒットゾーン。キクだから追いついたけど、止めてはほしかった」と悔やんだ。6回1死からの右中間への二塁打は得点につながらず、11回無死一塁では投ゴロ併殺打。ミスを取り返せずに初戦は終わった。

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