広島 誠也に続いて丸、松山も…主軸そろって打点にベンチの新井さんも笑顔

[ 2018年10月28日 19:43 ]

SMBC日本シリーズ第2戦   広島―ソフトバンク ( 2018年10月28日    マツダ )

<日本シリーズ 広・ソ>初回、鈴木の先制打で生還した田中を迎える新井(中)(撮影・椎名 航)
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 プロ野球の日本一を決めるSMBC日本シリーズ(7試合制)は28日、マツダスタジアムで第2戦が行われ、初戦に続いて初回に先制した広島が3回に2点を追加。リードを3点に広げた。

 広島は初回、2死三塁から4番・鈴木の遊撃への内野安打で先制。レギュラーシーズンで11勝を挙げた先発投手のジョンソンが3回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せる中、3回に貴重な追加点が入った。

 初回に二塁打を放ち先制のホームを踏んだ田中が一、二塁間を抜く安打で出塁し、続く菊池の二ゴロが敵失を誘って無死二、三塁のチャンス。ここで打席に入った3番・丸は左翼ファールゾーンに飛球を打ち、これが犠飛となって2点をリード。さらに2死後、5番・松山が左前に適時打を放ってリードを3点に広げた。

 丸は「打ったのはストレート。広輔がよく走ってくれました。とにかく追加点になってよかったです」と語り、松山も「打ったのはストレート。気合です!」と勝利への執念をにじませた。

 序盤での3点リードに今季限りでの現役引退を表明している41歳の新井も手を叩いて笑顔を見せ、大喜び。3、4、5番のクリーンアップトリオがそろって打点を挙げる最高の序盤となった。

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