春日部共栄&桐蔭学園 関東大会V王手 28日に決勝

[ 2018年10月28日 05:30 ]

9回6安打1失点で完投勝利を挙げた春日部共栄・村田
Photo By スポニチ

 第71回秋季高校野球関東大会は27日、準決勝2試合が行われた。桐蔭学園(神奈川)は4―2で習志野(千葉)を下し、春日部共栄(埼玉)は山梨学院を2―1で撃破。28日に決勝が行われる。

 春日部共栄は、エースで4番の村田が投打で活躍した。県大会初戦から1人で投げ続ける右腕は「投げるたびに調子が上がっている」と、この日も6安打1失点で完投勝利。打っては0―1の8回2死一、二塁から外のスライダーを叩き、同点の右前適時打を放った。優勝すれば96年以来。「この大会で有名になってやりたい」と力強かった。

 桐蔭学園は背番号11・伊礼がチームを決勝に導いた。6安打2失点で、自身初完投だった準々決勝の佐野日大(栃木)戦に続く完投勝利。「ひたすら低めを意識した。毎回を初回だと思って全力で投げ切った」と言った。昨年4月から1年間、腰椎分離症に悩んだ左腕。できる練習を続け、今秋に調子を急上昇させた。「任されたところで最大の貢献をしたい」と94年以来の優勝が懸かる一戦を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月28日のニュース