マエケン連投も…レッドソックス 逆転勝利で5年ぶり頂点に王手

[ 2018年10月28日 13:15 ]

9回に前田から3点適時二塁打を放つピアース(AP)
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 大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は27日(日本時間28日)、ロサンゼルスで第4戦が行われ、レッドソックス(ア・リーグ)がドジャース(ナ・リーグ)を9―6で下し、対戦成績を3勝1敗とした。ドジャースの前田健太投手(30)は9回途中から登板し、2死満塁の場面で走者一掃の3点適時二塁打を許すなど、1/3回を投げて2安打1失点だった。

 試合はドジャースのヒル、レッドソックスのロドリゲス、両先発投手の投げ合いとなり、5回までゼロ行進。しかし、6回にドジャースは1死満塁の好機を迎えると、併殺崩れの間に1点を先制。さらにプイグの3ランが飛び出し、この回に一挙4得点を奪った。

 しかし、レッドソックスは直後の7回に代打・モアランドの3ランで1点差。続く8回にはドジャースの守護神ジャンセンからピアースがソロ本塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 流れをつかんだレッドソックスは9回に1死からホルトが二塁打で出塁すると、続く代打・ディバースの適時打で5―4と勝ち越し。さらに、ピアースの走者一掃となる3点適時二塁打とボガーツの適時打でリードを広げた。

 1点差を逃げ切りたいドジャースだったが、8回からマウンドに上がったジャンセンが同点被弾。9回から登板した5番手・フローロが勝ち越され、2死満塁と厳しい場面で登板した7番手・前田も2本の適時打を許してダメを押された。

 第5戦は翌28日(日本時間29日)に行われ、もう後がないドジャースはカーショー、5年ぶりの頂点まであと1勝のレッドソックスがセールと両左腕の先発が予定されている。

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2018年10月28日のニュース