大阪桐蔭 来春選抜出場ピンチ 智弁和歌山に敗戦 近畿8強止まり

[ 2018年10月28日 16:21 ]

秋季近畿大会準々決勝   大阪桐蔭2―5智弁和歌山 ( 2018年10月28日    ほっともっと神戸 )

西谷浩一監督(右)の前で円陣を組む選手たち
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 大阪桐蔭(大阪2位)は準々決勝で智弁和歌山(和歌山1位)と対戦し、2―5で敗れた。

 大阪桐蔭は初回1死三塁から3番・西野力矢内野手(1年)のニゴロの間に先制したが、2回が誤算だった。先発の新井雅之投手(2年)が4本の単打を浴び、3四死球と制球を乱して4失点。記録に残らないミスを足がかりに一気に崩れた。3回にも1点を奪われ、リードを広げられた。

 大阪桐蔭は打線も振るわなかった。4回から4イニング連続で三者凡退。8回は先頭の代打・中野波来主将(2年)が右前打で出塁したが、次打者の1球目に捕手のけん制球で一塁で刺されるなどチグハグな攻撃が続いた。

 智弁和歌山は2008年春の近畿大会から公式戦6戦全敗だった大阪桐蔭に公式戦で初勝利。天敵を撃破して4強入りを決め、来春選抜出場へ当確ランプをともした。

 史上初の選抜大会3連覇を狙う大阪桐蔭はこの日の敗戦で近畿8強止まり。

 選抜大会には近畿から6校が選ばれる。27日にベスト4入りした龍谷大平安(京都)を加えた準決勝進出の4校が出場へ大きく前進。残り2枠は準々決勝で敗れた大阪桐蔭、市和歌山、福知山成美(京都)報徳学園(兵庫)などが候補となるが、来春の選抜大会出場は微妙な情勢になってきた。

 出場校を決める選考委員会は来年の1月25日に行われる。

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2018年10月28日のニュース