阪神ドラ3木浪“虎1号” あいさつ代わり長打力アピール

[ 2018年10月28日 05:30 ]

Hondaグループ3事業所No.1決定戦   Honda18―2Honda熊本 ( 2018年10月27日    ホンダアクティブランド )

<Honda熊本・Honda>8回、右中間に“虎1号”を放つHonda・木浪(撮影・後藤 正志)
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 阪神ドラフト3位のHonda・木浪聖也内野手(24)が27日、早くも“虎1号”を放った。指名後初実戦としてHonda熊本とのHondaグループ3事業所No.1決定戦に「3番・遊撃」で出場。右中間本塁打を含む2安打を披露した。同1位の大阪ガス・近本光司外野手(23)も日本選手権へ向けてオープン戦に出場し、快足の片りんを見せた。

 阪神から3位で指名された運命のドラフト会議から2日後。Honda・木浪があいさつ代わりの“虎1号”を放った。

 「ずっとドラフトが終わってからも緊張していたんですけど、うれしかったです」

 Hondaグループ3事業所による総当たり戦の初戦。大量リードで迎えた8回先頭の打席だ。交代したばかりの右投手の初球を振り抜き、右中間へ打ち込んだ。「反応ですね。たまたまです」。謙遜しても、社会人になってから増した長打力を存分に見せつけた。

 6回無死一塁では変化球を巧みに捉えて右中間を破る適時三塁打。矢野監督が掲げる「超積極的野球」を実践するように全力疾走で三塁まで駆け抜けた。

 青森山田時代の3年間は0本塁打。亜大でも公式戦では1本も打てなかった。それが社会人2年間で通算24本塁打。劇的な成長曲線を描き、岡野勝俊監督にも「確実に磨きがかかっている」と太鼓判を押された。

 入社直後から下半身の軸がぶれないように粘りながらバットを振る、低い姿勢でのティー打撃を毎日のように繰り返した。土日の練習日は全体練習後もバットを振り続け、1日8時間以上も練習をしてきたという。下半身強化と居残り練習の積み重ねで打撃に力強さを備えた。

 今年から定着した遊撃では1失策。高校、大学では二、三塁の経験を持ち、プロでは「二遊間を守りたい」と思い描いた。今季主に担った糸原、北條らに加え、鳥谷も遊撃志願するなど待ち受ける激しい競争にも気後れはない。「新人の身になるのでうまい選手から学んでいけたらいいなと思う。鳥谷選手にも守備のこととか、たくさんのことを聞きたい」。新戦力となる“虎の聖也”に注目だ。(長谷川 凡記)

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