広島・大瀬良 納得5回2失点「全体的には悪くなく、自分の投球できた」

[ 2018年10月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   広島2―2ソフトバンク ( 2018年10月27日    マツダ )

<広・ソ>2回2死、大瀬良は内川を二ゴロに打ち取る(撮影・篠原岳夫)
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 先発としての最低限の責任を果たした。広島・大瀬良が持ち味の安定感を示し、5回3安打2失点。「全体的には悪くなく、自分の投球ができました。いい打者が多いので、コースを間違えないようにした」と振り返った。

 初めて立つ日本シリーズの先発マウンド。最多勝、勝率第1位の2冠に輝いた大黒柱は「平常心」を自らに課した。2―0の5回2死二、三塁、二塁内野安打と一塁手・松山の失策で同点とされたが、顔色一つ変えなかった。「シーズン中は、ああいう場面での失点が多かった。今日は集中して行けた」。上林を空振り三振に封じ、勝ち越しは許さない。変化球でカウントを整え、最速150キロの直球を効果的に使うスタイルを徹底。6月15日の交流戦で4回7失点と打ち込まれた相手を力で押さえ込み、成長の跡を見せつけた。

 平常心を重要視するからこそ、験担ぎはしない。数年前までは登板前日に部屋の掃除をするなど、数種類のルーティンを行っていたが、一切をやめた。「僕は忘れっぽいタイプで、何をやっていたかも忘れちゃうので…」と苦笑い。その代わりに前日はエネルギー源を蓄えるため、炭水化物を多く摂取。多い時で米飯2合を食べる。おかずにはビタミンB1を多く含み、疲労回復効果があるとされる豚肉料理が定番メニュー。マウンドで最大限のパフォーマンスを出すための“決まり事”に変わった。

 5回92球で降板し、リリーフ陣に後を託した。次回登板は中4日で敵地での第5戦先発が予想される。「いろんな状況の中でやっていく覚悟はできています」と話していた大黒柱は「行けと言われたら、そこで行くつもりです。しっかり準備して備えたい」と“リベンジ”に向け、力強く視線を前へと向けた。(桜井 克也)

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