西武・源田 出塁率向上へ実結んだ“ファウル打ち”

[ 2018年7月12日 08:31 ]

パ・リーグ   西武8―4ロッテ ( 2018年7月11日    メットライフD )

<西・ロ>初回無死二塁、遊撃へ内野安打を放つ源田(撮影・木村 揚輔)
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 【Hero’s File】新人王を獲得し、2年目を迎えた西武・源田が打撃面で焦点を当てた数字が出塁率。昨季は・317で「出塁率・350にいけたらいいなと思う」と設定した。

 前半戦を終え、出塁率は・343。オフに取り組んだ「ファウル打ち」が実を結んでいる。「秋のキャンプからファウルを打つ練習をやり始めた。どうしてもフェアゾーンに飛ぶことが多かったのでもったいない凡打もあった」。甘い球が来るのを待ち、さらに四球を選ぶために磨いた技。新人の最多安打記録を樹立した昨季は155安打を放ったが、今季はここまで94安打。昨季36個だった四球は既に25個といずれも昨季を上回るペースだ。

 辻監督からは「別に体は大きくしなくていい」と助言され、体重は73キロのまま。「技術に重点を置いてきた」というオフからの取り組みが、2年目のジンクスとは程遠い進化につながっている。(西武担当・春川 英樹)

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