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【京都】春夏通算99勝の平安 衣笠さんにささぐ今夏1勝「命がけで」

第100回全国高校野球選手権記念京都大会2回戦   龍谷大平安9―2京都八幡 ( 2018年7月11日    太陽が丘球場 )

初戦に快勝した龍谷大平安の選手たち。左は松田主将(撮影・吉仲 博幸)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間、甲子園)の地方大会は11日、西兵庫など3大会で新たに開幕するなど27大会で208試合が行われた。京都大会では、4年ぶり出場を目指す龍谷大平安が7回コールド勝ちし初戦突破した。

 抜けるような青空の下、天国の大先輩に会心の勝利を届けた。龍谷大平安は7回コールドで京都八幡を圧倒。甲子園大会で春夏通算99勝を誇る古豪は、節目の100回大会で最高のスタートダッシュを決めた。

 高校通算57本塁打を誇るプロ注目スラッガー・松田がチームを加速させた。初回に1点を先制し、なお続く1死二塁の好機で直球を強振。左前へ適時打を放った。直後に二盗を決めるなど計3盗塁、3四死球でチャンスをつくった。西武・炭谷銀仁朗のいとこにあたる主将は「盗塁はスキがあれば狙おうと思った」と胸を張った。

 同校OBとして広島で活躍し、2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が4月23日に死去。初回の適時打は、偉大な先輩の代名詞でもあるフルスイングから生まれた。「衣笠さんも期待されていると聞きました。その期待を背負ってプレーしたい」と言葉に力を込めた。

 節目の100回大会を迎える今夏の甲子園。原田英彦監督にとって、春夏通算100勝達成は最低限のノルマだ。「命がけです。ウチが100回大会に出ないとシャレにならん。何か力を貸していただければ」。衣笠氏と最後に会ったのは昨年11月末。京都で食事をともにした。「頼むぞ」――。衣笠さんの方から腕を絡めてきて撮った写真は自宅に飾り、励みにしている。

 抽選会で1番くじを引き当て、選手宣誓の大役を務めた松田。冒頭で西日本豪雨の被災者を悼んだ宣誓文は指揮官から「感動した」と褒められた。「僕の宣誓から始まった大会。いい流れに乗りたい」。11月には衣笠さんのお別れ会が開催される予定だ。平安の第110代主将はそこで最高の報告をするつもりでいる。(吉仲 博幸)

[ 2018年7月12日 05:30 ]

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