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【南北埼玉】35度の猛暑 各球場で脱水症状による治療中断相次ぐ

第100回全国高校野球選手権記念南北埼玉大会 ( 2018年7月11日    大宮公園ほか )

<高校野球南埼玉大会・浦和実―山村学園>捕手の佐藤舜に肩を借りながらベンチへ引き上げる浦和実エースの英
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 11日の埼玉県内は気温が35度まで上がり、高校野球のプレーにも影響が出た。

 市営大宮球場での県川口―山村国際では、両校で4人の選手が脱水症状を起こし、うち1人は病院へ向かった。大宮公園球場第2試合・山村学園―浦和実戦では両校で計3人が脱水症状になり、治療で試合が中断した。

 山村学園のエース和田朋也投手(2年)は試合前から左足がつっていたといい、さらに試合終盤にも右太腿がつったまま完投。野手も2人、足がつっていた。一方、浦和実もエース左腕・英(はなふさ)真太郎投手(3年)が8回の投球中に、2度足がつってベンチで治療した。なんとかその回を無失点で抑え、捕手・佐藤舜に肩を貸してもらいながらベンチへ退いたが9回先頭でそのまま打席へ。フラフラになりながらバットを振り、空振り三振。球場に待機していた看護師からは「もう1度治療で退くようなことがあったら交代を出すべき」と意見も出されたが、意地で乗り切った。

 壮絶な試合後、山村学園の岡野泰崇監督は「お互い、相手というより天気と戦っている感じだった。暑さ対策でサプリとかは飲んでいたが、まったく効かなかった」と複雑な表情。浦和実の土居健太監督は「英はエースで4番。あいつのチームなので。状態も聞いたが本人もいくというので行かせた」と説明。英も「最後は全身つっていたが、エースなのでそういう姿は後輩に絶対見せたくなかった」と振り返った。

 埼玉県高野連の小山友清専務理事によると通常5回終了時に行うグラウンド整備を3回ごとに行うなど給水の時間をこまめに設け、治療で試合が中断した場合は一旦グラウンド上の全員をベンチに引き上げさせるなど対策を講じている。また大会期間中全球場に看護師や医師が待機しているという。

 最後の夏に悔いなく終わりたい選手の心情がある一方で、健康上万が一のことが起きてからでは遅い。真夏の大会開催で越えるべき課題が出たと言える埼玉のケースだった。

[ 2018年7月12日 08:14 ]

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