【長野】日本ウェルネス3回戦へ 初の3年生・赤羽が躍動、5の4、3得点

[ 2018年7月12日 12:55 ]

第100回全国高校野球選手権記念長野大会2回戦   日本ウェルネス9―5県長野 ( 2018年7月12日    長野オリンピックスタジアム )

<県長野・日本ウェルネス>7回無死、この日4安打目となる中前打を放つ日本ウェルネス・赤羽
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 昨秋の県王者が3回戦進出を決めた。2回に3点を先制。直後に追い付かれたものの4番の赤羽由紘(3年)が5打数4安打3得点の活躍で小刻みに加点し突き放した。普段は得点圏に置かれた走者を帰すことが役目だが、この日は出塁し自ら生還。「いつもに比べて得点圏にいることが少なかった。先頭で回ってくることが多かったので塁に出ることを意識した」と振り返った。

 同校は15年9月に開校。今年の最上級生が初めての卒業生になる。指揮を執る中原監督は松商学園と長野日大で春夏合わせて11度チームを甲子園に導いている県内屈指の名将。試合後は「1勝するのに汗が出る。神経を使う。(3年生には)良い伝統を作れと話しているけどそれがダメなのかな」と気をもんだが、4番は「1年から言われているので。思い切りプレーするだけ」とあっけらかんとしていた。

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2018年7月12日のニュース