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【南神奈川】藤嶺藤沢 接戦制す けがから復帰の一井が活躍「試合で恩返しできたら」

第100回全国高校野球選手権南神奈川大会1回戦   藤嶺藤沢2―0平塚湘風 ( 2018年7月12日    藤沢八部 )

適時二塁打を放つ藤嶺藤沢・一井
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 ドラフト候補の148キロ左腕・矢沢宏太投手(3年)を有する藤嶺藤沢が接戦を制した。この試合、矢沢の登板はなかったが、先発の千島巧投手(3年)と5回から登板した2番手・田代塁惟投手(3年)が1安打完封継投。打撃では一井海斗捕手(3年)が4打数3安打1打点の活躍をした。

 1―0の6回1死二塁、高めに甘く入った2球目を一井は見逃さず強振。チームに貴重な追加点を与える中越え適時二塁打を放ち「良いチームバッティングができた。支えてくれた人達に感謝したい」と喜んだ。

 今年4月30日、一井は夏季大会出場が危ぶまれるけがを負っていた。練習試合でバントに失敗し、ファウルチップが顔面を直撃。眼窩底骨折に加え、髄液が漏れる大けがを追い、2週間の入院を余儀なくされた。医師からは、経過次第で必要になる手術をすれば、大会には間に合わないという宣告も受けた。

 それでも中丸洋輔監督の「あせるな」の言葉を信じて、自然治癒にかけた。入院中も握力グリップなどで努力を重ねる一井の思いが通じたのだろう。手術が必要な事態はなんとか免れた。

 瞳孔がまだ開いているため、今でも捕手の守備につく際はサングラスは欠かせない。それでも「もう慣れました。いずれ治りますし、大丈夫です」と明るく話す。

 一井は「次も苦しくなるかもしれないけど一戦一勝で戦っていきたい。試合で恩返しできたら」と力強く話した。

[ 2018年7月12日 17:25 ]

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