由伸監督「1番・坂本」プラン、「まだそんな年じゃないし大丈夫」

[ 2018年3月13日 09:10 ]

巨人の坂本勇
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 調整のため遠征中のチームを離れている巨人・坂本勇が、14日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)で8試合ぶりに復帰する見込みとなった。チームは12日、大分で練習。高橋監督が言及したのは、坂本勇をシーズンで1番起用する可能性だ。

 3番で4番のゲレーロと中軸を構成するのが基本形ながら、坂本勇をトップ、ゲレーロを3番に置くオプションも練る。「(1番で)負担をかけるかもしれないが、まだそんな年じゃないし大丈夫。チームの顔だから(時には)やってもらわないといけない」。1番は、指揮官が就任してからの2年間で昨季の5試合しかない。

 高橋監督自身も現役時代は156試合で1番を打った。07年は同打順で打率・304、27本塁打をマーク。「開幕戦初球先頭打者本塁打」の離れ業を果たし、「(1番打者に)一発があれば、相手の投手は嫌だと思う」という考えもある。

 1番・坂本勇、3番・ゲレーロは雨天ノーゲームとなった2月25日の広島戦で試し、初回2死からゲレーロが左中間に本塁打を放った。指揮官は「(ゲレーロが)初回に必ず打席が回ってくる。いい打者の打席が増えるというのは大事なこと」。開幕モードに入る23日からの楽天3連戦までは、さまざまなオーダーを試す。(神田 佑)

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2018年3月13日のニュース