大人の余裕…広島・薮田 清宮に打たれたい「初めての相手になれるのなら」

[ 2018年3月13日 07:20 ]

畝1軍投手コーチが見守る中、キャッチボールで調整する薮田
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 清宮君に打たれたい!?13日の日本ハムとのオープン戦(マツダ)に先発予定の広島・薮田は12日、オープン戦19打席でいまだ安打のないドラフト1位・清宮(早実)に触れ、「初めての相手になれるのなら、自分が打たれてもいいかな(笑い)」と“大人の余裕”をみせて初対戦を心待ちにした。

 当初は「相手は高校生なんで、打たれても抑えられても特に…」と素っ気なく、18歳の若造に興味なんてないですよとばかりの表情を見せていた。しかし、それも一瞬。記者から清宮がオープン戦でいまだ無安打であることを知らされると、一転顔が緩んだというわけだ。

 そんな冗談を口にできるのも、目の前の結果に一喜一憂しない立場を確立できたからこそだろう。例えば、DeNAのドラ1・東(立命大)は11日の日本ハム戦先発を前に「打たれたら記事が大きく取り上げられるから。初安打が自分からは嫌です」と答えていたのとは真逆だ。

 もし清宮に安打を許したとしても、得点まで与えるほど甘くはない。今オープン戦は2試合に登板し、ともに3イニングで無失点。「結果を出せるように。オープン戦だけではなくて、開幕してからもずっとゼロでいきたい」。理想論とはいえ、堂々と“ミスター・ゼロ”を目標に掲げた。

 この日はマツダスタジアムを訪れ、キャッチボールやダッシュなどで調整。先週は登板機会がなかったためブルペンに2回入り、計150球程度の投げ込みを行った。

 「状態は去年よりもいいです。開幕から先発を任せてもらえるのなら初めてのことなので。しっかり調整していきたい」

 清宮との対戦結果がどうなろうと、万全の仕上がりに疑いの余地はない。手応えをより確実なものにするため、無失点にこだわる。

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