DeNA 井納5回途中7失点KO 満塁で降板 2番手・田中健炎上

[ 2017年10月28日 21:05 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   DeNA1―10ソフトバンク ( 2017年10月28日    ヤフオクD )

<ソ・D>5回、デスパイネ(奥)に中前適時打を浴び、マウンドを叩いて悔しがる井納
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 DeNAにとって19年ぶりの日本シリーズで開幕投手を任された井納翔一投手(31)は、5回途中で7失点KOされた。

 初回、先頭・柳田にいきなり中前打され、1死二塁からデスパイネの左翼線二塁打で先制を許すと、2回には長谷川勇に右中間テラス席へ2ランを浴びて序盤で3失点。打線は5回に1点を返したが、その裏、先頭・今宮を四球で歩かせ、盗塁と悪送球で無死三塁としてからデスパイネに中前へ適時打を許して再び3点差とされると、さらに四球と安打で1死満塁として降板。左腕・田中健が2番手として登板。「申し訳ないでは済まされない」と肩を落とした。

 だが、田中健は最初の打者となった代打・川島にストレートの四球を与えて押し出すと、2死後、さらに甲斐にも押し出し四球を与えた後、柳田の適時打、今宮の三塁打などで失点を重ね、DeNAはこの回一気に7点を失った。

 井納の投球内容は4回1/3で打者24人に対して89球を投げ、7安打7失点。3三振を奪い、与えた四死球は4つだった。降板後、井納は「ブルペンでは調子が良かったでですが…。先発の役割を果たせず申し訳ないです」とし「もう一回、機会があるならば、しっかり結果を出すことしか考えていない。あとは祈るしかない。みんなを信じたい」と語った。。

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