広島1位・中村がWの目標 盗塁阻止率の日本新記録&ゴールデングラブ賞

[ 2017年10月28日 07:45 ]

広島の帽子をかぶり、広陵の中井監督(左)とともに笑顔を見せる中村
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 広島からドラフト1位指名された広陵・中村奨成捕手(18)が27日、広島市内の同校で川端順編成部長、白武佳久スカウト部長らから指名の挨拶を受けた。盗塁阻止率・644のプロ野球記録更新と、ゴールデングラブ賞獲得という2つの捕手としての目標を掲げた。

 ドラフト当日はトリプルスリーをやってみたいと打者としての抱負を明かしたが、この日は捕手としての目標を設定。守備の名手に送られる「ゴールデングラブ賞」だ。

 「肩の強さには自信があるし、フットワークもほかの捕手に負けない。十分狙えると思うので狙っていきたい」。しかも、いずれは…という長期的なものではない。89年のオリックス・中嶋が高卒3年目で受賞した捕手の最年少記録の更新も視野に入れる。

 目安の一つとなる数字が盗塁阻止率。今季両リーグトップだったのが広陵の10年先輩にあたる巨人・小林の・380で、「まずは小林誠司さんの素晴らしい成績を目指したい」と意気込む。

 その上で93年のヤクルト・古田の・644がプロ野球記録だと知ると、目の色が変わった。「すごいと思う。プロとアマでは走塁の質が違うのでやってみないとわからないけど、でもどうせやるんだったら一番良い数字を目指したい」

 今季は会沢が87試合に先発出場するなど正妻に就いている。来季17年目の石原は16年のベストナイン&ゴールデングラブ賞のダブル受賞。12球団でも屈指の捕手陣だが、高いハードルだからこそ奪い取る価値がある。

 広島入団が心からうれしい。ドラフト会議から一夜明け、実感が湧いてきた。「朝の新聞にも大きく載っているのを見て、プロ野球選手になるんだな…と。クラスにカープファンが多いので『応援に行くから、早く1軍に上がって試合に出てくれ』と言われた」

 所用でこの日の指名あいさつを欠席した緒方監督が川端編成部長らに託した「出会いに感謝」とサインされた交渉権確定の当たりくじを手渡されると、「大変光栄な言葉をいただいた。早くこのチームでプレーしたい」と感動の面持ちを見せた。指揮官が目指す悲願の日本一に貢献する覚悟だ。 (柳澤 元紀)

 ◆中村 奨成(なかむら・しょうせい)1999年(平11)6月6日生まれ、広島県廿日市市出身の18歳。大野東小1年から大野友星で軟式野球を始め、大野東中では大野シニアに所属。広陵では1年春からベンチ入りし同夏から正捕手。3年夏の甲子園で6本塁打を放ち、1大会の個人最多本塁打記録を更新。1メートル81、76キロ。右投げ右打ち。

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