阪神・矢野イズムが早くも浸透 2軍監督初陣いきなり「積極野球」

[ 2017年10月28日 10:10 ]

練習試合   阪神2―11ロッテ ( 2017年10月27日    宮崎アイビー )

就任後、初めて指揮を執った矢野2軍監督                               
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 たった1日で“矢野イズム”はナインに浸透した。阪神は27日に宮崎で行われたロッテとの練習試合で矢野2軍監督が就任後、初めて指揮を執った。

 安打わずか4本、投手陣は11失点と炎上しての惨敗。それでも指揮官は選手たちの立ち向かっていく姿勢に手応えをつかんだ。

 「俺が求めているのは積極性。ほとんどの選手がファーストストライクを振っていた」

 試合前に伝えた指示を若虎は忠実に遂行した。全34打席中、第1ストライクを見逃したのはわずか6度。前日の韓国ハンファ戦では、全36打席中15度もあり、たった1日で見違えるような積極性が生まれていた。

 変化は打席の中だけではない。陽川、原口は盗塁を企図。ふたりともアウトになったが、俊足とはいえない選手たちも果敢に次の塁を狙う姿勢をみせた。

 「いけると感じたらどんどん行けと言っている。今はアウトになることを怖がらないでやってほしい」と失敗を責めるつもりはない。

 打撃と走塁という指示した以外でも、自発的にナインは実行した。終盤、点差が開いた場面でもベンチから大きな声が途切れることはなかった。「負けているときこそ声が出る、そんなチームにしていきたい」と考える指揮官の野球観を自然と体現した。

 「気持ち、頭の準備をする。それがここにいるメンバーがうまくなっていく方向になると思う」。振った。走った。声を出した。“矢野野球”が宮崎の地で産声をあげた。 (河合 洋介)

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