ヤク1位指名・村上、和製ルースはオレだ! 清宮に闘志

[ 2017年10月28日 05:30 ]

ヤクルトからドラフト1位指名を受けた九州学院高の村上はヤクルトを手に笑顔
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 「肥後」から「日本のベーブ・ルース」へ――。ヤクルトからドラフト1位指名された九州学院・村上は熊本市内の同校で、小川監督らから指名あいさつを受けた。「肥後のベーブ・ルース」と呼ばれる高校通算52本の強打者は「夢を与えられる選手になりたい」と力を込めた。

 「外れ1位」とはいえ、早実・清宮に次ぐ3球団の競合。リトルリーグの世界大会で本塁打を放ち、米メディアから「和製ベーブ・ルース」と呼ばれたライバルとは「夏前くらいから連絡は取っていない」と語る。「高校で一つ上にいかれた部分はあった。その悔しさだけは忘れずにやりたい」と闘志を燃やす。

 小川監督は、ドラフト会議で身に着けていたパスケースの中のカードに「縁」の文字を添えてプレゼント。「神宮で本塁打を打っている姿を想像している。将来は日の丸を背負ってほしい」。指揮官の願いは「日本」を代表する打者に育てること。捕手での出場が理想だが「複数守れることに越したことはない」と、本職の捕手に加えて三塁や外野を守らせる構想もある。

 来年7月には熊本・藤崎台で球宴が開催される。「そこを目指すのも一つあるが、まずチームに貢献すること。元気を与えられるような選手になりたい」。昨年4月の熊本地震で被災した故郷へ恩返しするために、東京で大きく成長する。 (細川 真里)

 ▽ベーブ・ルース メジャーで「野球の神様」として語り継がれる国民的ヒーロー。1914年に投手としてレッドソックスに入団し、打撃の才能を買われヤンキースに移籍。27年にはシーズン最多(当時)となる60本塁打を樹立。35年にブレーブスで現役引退。メジャー通算成績は2503試合で打率・342。714本塁打は歴代3位、2213打点は同2位。36年に初の殿堂入り選手となり、48年に53歳で死去。背番号3はヤ軍の永久欠番。二刀流でも活躍した。

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