ドジャース 敵地でまず1勝 継投策でナショナルズ振り切る

[ 2016年10月8日 10:24 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ( 2016年10月7日    ワシントン )

<ナ・リーグ地区シリーズ第1戦>初回に先制の中越えソロを放ったドジャースのシーガーはベンチでチームメートとタッチ (AP)
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 ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第1戦は7日(日本時間8日)にワシントンで行われ、ドジャースが継投でナショナルズを振り切り、敵地で先勝した。

 両軍の先発はドジャースがカーショー、ナショナルズはシャーザーで、好投手同士の投げ合いが予想されたが、意外にも試合は序盤から動いた。

 ドジャースは初回にシーガーの中越えソロで先制。3回にはアットリーの適時打とターナーの左越え2ランで4―0とリードを広げた。しかし、ナショナルズもその裏にレンドンの2点適時打で反撃。続く4回にはターナーの犠飛で3―4と1点差にまで迫った。

 カーショーは5回8安打3失点で降板。一方、シャーザーも6回5安打4失点でマウンドを後に。1点差を逃げ切りたいドジャースは6回から細かい継投策。ブラントン、デイトン、バイエズが無失点リレー。8回1死からは守護神ジャンセンが登板し、4月13日のダイヤモンドバックス戦以来となる5アウトセーブを記録した。

 あと1点が遠かったナショナルズ。打線はこの試合でドジャースを上回る9安打を放ったが、6回以降は1安打と抑え込まれた。

 ▼ドジャース・ロバーツ監督の話 シーズンを通して行ってきた継投で勝った。プレーオフの遠征試合は先制すると大きい。クレイトン(カーショー)は変化球がいつも通りではなかった。

 ▼ナショナルズ・ベーカー監督の話 チャンスは十分にあったが、得点圏で安打が出なかった。カーショーを追い詰めたが、決定打を繰り出せなかった。シャーザーはストライクを取りにいく速球を打たれた。

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