ダル、直球狙われ…5回の3被弾は「ちょっとびっくり」

[ 2016年10月8日 07:26 ]

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ( 2016年10月7日    アーリントン )

5回5失点で降板し、ダグアウトでバニスター監督に労われるダルビッシュ
Photo By スポニチ

 ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第2戦が7日(日本時間8日)に行われ、初戦で大敗したレンジャーズはダルビッシュ有投手(30)が先発。5回で4本塁打を含む5安打5失点を喫し、負け投手となった。チームは3―5で敗れて2連敗となり、ブルージェイズに早くも王手をかけられた。

 4年ぶりプレーオフ登板となったダルビッシュは初回は三者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、2回は先頭を歩かせると1死後に6番トロウィツキーに直球を捉えられ、先制2点本塁打を被弾。3、4回は走者を出しながらも無失点でしのいだが、1―2の5回に3本のソロ本塁打を浴びて1―5とリードを広げられた。

 1イニング3本塁打、1試合4本塁打ともプロでは自身初の屈辱。5回で84球を投げてマウンドを降りたダルビッシュは試合後、「走者のいないところでも、どんどん真っすぐを狙っていたので、相手にうまく打たれたなという感じ。(5回の)3本はちょっとびっくりだった」とコメント。バニスター監督は「いい投球をしていたが、4つの失投をすべて本塁打にされてしまった。すべて真っすぐだった。変化球はまったく打たれていなかった」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月8日のニュース