レ軍 ダルで敗れ追い込まれる 4発打たれ5失点 5回に3本塁打浴びる

[ 2016年10月8日 05:36 ]

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ( 2016年10月7日    アーリントン )

5回で4本塁打を浴びたレンジャーズのダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第2戦が7日(日本時間8日)に行われ、初戦で大敗したレンジャーズはダルビッシュ有投手(30)が先発。5回を投げ5安打5失点4奪三振で、4本塁打を浴びて敗戦投手となった。

 試合はブルージェイズが5―2で勝ち、連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけ、本拠地トロントでの第3戦を迎える。

 ポストシーズン4年ぶりの登板となったダルビッシュは初回、8球で3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せたが、2回は先頭打者に四球を与えると1死後に6番トロウィツキーに左中間2点本塁打を浴び、先制点を許した。

 レンジャーズは4回に3連打で1点差としたが、直後の5回にダルビッシュは先頭の8番ピラーに左翼ポール際へソロ本塁打を打たれ、1死後1番カレラにも一発を浴びた。さらに3番エンカーナシオンにも左翼スタンドに運ばれ、1イニングでで3本塁打を許した。

 レンジャーズは8回に2点を入れて追い上げたが、ブルージェイズの倍以上の13安打を放ちながら、効率よく得点に結び付けられなかった。

 第2戦に向け「普段の試合とあまり区別しないこと。相手の反応を見て、一人一人アウトに取る」と意気込みを語っていたダルビッシュ。しかし、四球から失点し、味方が点差を縮めた後にも本塁打を打たれるなど、残念な登板となった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月8日のニュース