オリックス ドラフト“隠し玉”に陽岱鋼いとこ

[ 2016年10月8日 08:15 ]

 オリックスがドラフトの隠し球として日本ハムの「陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)のいとこ」をリストアップしていることが分かった。

 福岡六大学野球連盟に属する日本経済大の張奕(チョウ・ヤク)外野手。陽岱鋼の父の妹の子どもといういとこの関係で、本家をほうふつとさせる走攻守で三拍子そろった選手だ。今ドラフト戦線では名前が知れ渡っていない「無印男」だが、今秋のリーグ戦では4本塁打を放ち本塁打王に輝くなど、課題の打力も大幅に向上。オリックスは綿密な調査の結果、指名する方針を固めており、5、6日のスカウト会議でも確認したようだ。

 張奕は、陽岱鋼と同じ福岡第一高で1年秋からレギュラーに定着。3年夏の県大会で右翼手兼投手で1番を務め、投打での活躍が話題になった。ドラフトで指名がかからず日本経済大に進学したが、1年春から頭角を現し、新人王を獲得。2年春の九州共立大戦では、5打席のうち4死球を受けるなど警戒された逸話もある。投手出身のため強肩でもあり、球団内でも「楽しみな逸材」と評されている。

 球団方針として世代交代を推し進めているが、外野手では昨年ドラフト1位の吉田正が将来の中軸候補として飛躍中。張奕には三拍子そろった1番打者タイプとして期待がかかる。ちなみに陽岱鋼は国内FA権を取得しており、今オフの動向に注目が集まる選手。オリックスがFA戦線に参戦すれば、ドラフトと合わせて“W獲り”となり、話題の補強となりそうだ。

 ◆張奕(チョウ・ヤク) 1994年2月26日、台湾出身の22歳。福岡第一高に進学し、3年夏には右翼手兼投手として県大会準優勝に貢献。日本経済大では1年からレギュラーに定着し、新人王を獲得。ベストナイン2度や、本塁打王などを受賞し、リーグを代表する外野手となった。日本ハムの陽岱鋼はいとこ。右投げ右打ち。50メートル走は6・0秒。遠投120メートル。1メートル81、78キロ。

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