侍ジャパンVSオランダ11月強化試合 来春本大会の前哨戦

[ 2016年7月5日 05:30 ]

侍ジャパンの中心を担う大谷

 侍ジャパンが11月中旬にオランダと強化試合を行うことが4日、分かった。東京ドームで2試合を予定している。オランダは来年3月の第4回WBCにも出場予定で、前回13年大会ではベスト4に進出した。同国出身の大リーガーも強化試合に参戦する可能性があり、まさにWBC前哨戦と位置づけられる。さらにもう1カ国との対戦を予定しており、計4試合が組まれるもようだ。

 「Road to WBC」といえる11月の強化試合の相手にまずはオランダが内定した。関係者は「3月に向け、しっかりとした相手と強化試合を行うことが大事。オランダはうってつけの相手だと思う」と語った。11月中旬に2試合、東京で行う。

 投手では大谷(日本ハム)、野手では山田(ヤクルト)ら若きスーパースターが誕生した日本球界だが、ヨーロッパのチームとの対戦は貴重だ。WBCの大会概要はまだ発表されていないが、日本は13年の前回大会同様、2次ラウンドまで日本開催が濃厚で、オランダが同組に入る可能性もある。WBC前哨戦として無駄にはできない。

 しかも本大会で日本の強力なライバルとなる存在だ。前回大会は2次ラウンドで2試合対戦し日本が2勝したが、オランダも準決勝に進出した。11年のワールドカップで優勝するなど、近年、大きく成長を遂げている。デビューから14連勝のプロ野球記録を樹立したソフトバンクのバンデンハークに加え、打者では、13年に60本塁打のシーズン本塁打のプロ野球記録をつくったヤクルト・バレンティンもいる。さらに脅威となるのが大リーガーだ。関係者は「数人のメジャーリーガーも参戦へ意欲を示していると聞く」と明かした。

 レッドソックスの正遊撃手であるボガーツは打率・333で、ア・リーグで首位打者争いをしている。エンゼルスのシモンズは「守備力はメジャーNo・1」の呼び声も高い。二塁手もオリオールズのスクープら、二遊間は世界最高レベルの布陣がそろう。投手陣ではドジャースの不動の守護神で今季も24セーブを挙げるジャンセンを擁しており、強力な布陣だ。

 小久保監督は昨年11月のプレミア12で3位に終わった後に「2017年WBCで世界一に再びチャレンジする。そこへ向け、(侍ジャパンの強化試合が組まれる)3月、11月の時期を有効的に使いたい」と話している。来年3月の本大会への準備と、シーズンの疲労度も考慮した上で、指揮官がどんな選手選考を行うかも注目される。

 オランダ以外に、対戦相手をもう1カ国選定中。2カ国と2試合ずつ計4試合を組む中で、チームの結束も図る。

 ▼前回13年のWBC 元ヤクルトのヘンスリー・ミューレン監督(ジャイアンツ打撃コーチ)が率いたオランダ代表は、予選ラウンドでキューバ代表を2度破るなどWBC3大会目にして初めて決勝トーナメントに進出。準決勝で優勝したドミニカ共和国に1―4で敗れた。山本浩二監督率いる侍ジャパンは、準決勝でプエルトリコに1―3で敗れて大会3連覇を逃した。

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