Honda熊本特別な夏 勇気くれた被災者へ 感謝胸に恩返し必ず

[ 2016年7月5日 05:30 ]

都市対抗野球

 九州第1代表として2年ぶり10度目の出場を決めたHonda熊本にとって、今大会は特別な夏となる。

 「正直、この舞台(東京ドーム)に立てるとは思わなかった。地域あっての社会人野球。熊本の誇りを持って戦いたい」

 改めてそう話した岡野武志監督。4月16日未明の本震後、JABA日立市長杯の予選リーグを棄権したチームは熊本に戻った。ナインが勤務する熊本製作所は被災して操業休止。8月の完全復旧まで、約700人の社員は狭山、鈴鹿など他県の工場に配転となった。

 そんな会社の窮状に心を痛めながらも、チームは4月21日に練習を再開。練習後は地元中学校で救援物資を仕分けするボランティアに参加した。6月7日に都市対抗出場を決めた後も、熊本県大津町のボランティアセンターで避難者の引っ越し作業を手伝ったり、いまでも地震の影響に苦しむ地元のために汗を流してきた。熊丸主将は「多くの人の励ましで、皆さんが大変なときも野球を続けてこられた。今度は自分たちが返す番」と恩返しを誓った。初戦は17日。「くまモン」も応援に駆けつける。

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